幅田 舞
元幼稚園教諭。森のようちえんに魅了され、語学習得の為カナダで英語を学んだのちに発祥の地と言われるデンマークへ。北欧特有の人生の学校と言われる「フォルケホイスコーレ」に5ヶ月間滞在した後、縁あって現地のファミリーと暮らしデンマークの文化の本質に触れる。
2年間本場の森のようちえんでボランティアを経験し、帰国後は田舎暮らしに憧れて鳥取へ移住。
地域おこし協力隊として3年間町おこしに従事。
鳥取で結婚・出産し現在は2児の母。子育て・田舎暮らし・趣味・仕事どれも愉しむべく奮闘中。
食器洗いに「たわし」という選択肢
毎日の家事。特に食事は作るだけでも手間なのに、さらに待っている大仕事といえば「食器洗い」。食器だけでなく、調理器具、保存容器、水筒、カトラリーなどなど。形がバラバラだったり、こびりつきや焦付きをこそがなくてはいけなかったり。結構な労力を使いますよね。
そんな食器洗いがもう少し快適になればと考えていたときに出会ったのが高田耕造商店の「たわし」。
「食器にたわし?」と疑問に思った方もいらっしゃいますよね。そんな方にこそ知っていただきたい「たわし」の魅力。ぜひご一読ください。
マルチに使えるたわし「むすび」
「むすび」と言う名前通り、紐の結び目のようになっているデザインのこのたわし。手に持った瞬間感じたのは、すっぽり手に収まりまる絶妙なフィット感と握り心地の良さでした。
手にした感触は良いけれど、こんなに丸みを帯びたたわしでは洗いにくいのでは?と思いながら、初めての食器洗い。洗い始めてすぐに「むすび」の特徴的な形に納得。握った時に平らになる部分は面にフィットし、保存容器やお弁当箱などの角には先端の部分がしっかり届くのです。
たわしの硬さのおかげで、カピカピになってしまった米粒も軽い力で綺麗になります。油ものでなければ水だけで十分な汚れ落ち。もちろん傷がついたりはしません。
ところで、お弁当箱や保存容器のパッキン、水筒やボトルのパーツ、それからザルの編み目…。洗い物をしていると意外とクセものじゃないですか?性格上細かい部分を洗うのがどうも苦手な私。溝に汚れが残っていたり、乾いたザルにゴミがこびりついて驚いたりすることもしばしば。ところが「むすび」で洗うと細かな溝に棕櫚の繊維が入り込み汚れ残りが気にならないのです。
※棕櫚…ヤシ科の樹木。棕櫚のたわしは、耐水性と柔軟性に優れた棕櫚の樹皮の繊維が原料。
これで「汚れ残ってるよ」と指摘されることもなくなりそう。たわしの丸みと毛がとても良い仕事をしてくれるので、角も面も隙間も想像以上の洗いやすさ。
熱々のお鍋もガシガシ洗える「フライパン用たわし」
特に熱いうちに洗うが基本の鉄鍋。持ち手がついているフライパン用のたわしは、熱さを気にせず洗えるのが魅力。熱いままガシガシ洗えるので、汚れも落ちやすい。驚くことに、焦付き防止加工などが施された繊細な素材相手でも問題ないのだとか。持ち手があると、油が多いものを洗った時に手がギトギトにならないというのも利点です。
スミズミまで洗える爽快感「ストロー用たわし」
この小さな細いたわしはストロー用。硬そうに見えて意外と柔軟性があります。ぴったりとストローに沿って入り込むので、汚れもスッキリ。子どものストロー付きボトルを洗うのが地味にストレスだった私には救世主。
このたわしを使い始めてストロー以外に大活躍したのが、細かなパーツの洗浄。子ども用のものはパーツが多く、清潔さも気になりますよね。例えば鼻水を吸いとる鼻吸器。今までは、スポンジが届かない部分には洗剤を入れて流すのが精一杯でした。でも、このストロー用たわしだとより細かい部分まで洗えます。
今まで届かなかったところを洗える爽快感と喜びたるや。子どものものに関わらず、気になっていた小さくて細かいアレやコレやを洗える魔法のたわしになるかもしれません。
Noたわし No life
物心ついてから、たわしで食器を洗うなんて見たことも聞いたこともなかった私。考えてみるとスポンジっていつの間にかボロボロになっていて、意外と消耗が早い。でも、たわしはすり減っていきません。自然素材でできているから環境にも安心。
使っていて一番ストレスフリーに感じたのは、なんといっても水切れのよさ。パンパン!!とたわしを強めに数回振るだけで、落ちてくる水滴があまり気になりません。さらに汚れ落ちも納得となれば、食器洗いにスポンジが王道な事の方が不思議なくらい。
今ではすっかり「NOたわし NO LIFE」
高田耕造商店のたわしは、用途や洗うものによって色んな種類が用意されているので、気になった方はぜひ他の種類のたわしも覗いてみてくださいね。みなさんも「たわし生活」始めてみませんか?